私は高校時代に、自転車通学をしていました。

私の実家から通っていた高校まで、だいたい片道で14km、時間にして約45分の道のりを自転車で通っていました。当時はまだ今のように道路事情もあまり良くなかったので、割と凸凹が多い走りにくい道を、自転車で走っていた記憶があります。
私の高校はそのくらいの通学距離だと、原付バイクでの通学も認められていたのですが、原付バイクの免許を取ろうとして筆記試験を受けたのに、点数が不足したため免許を取ることができなかったので、自転車での通学を続けた経緯があります。
とにかく、自転車の通学は夏は暑く、冬は寒かった記憶があります。
ある日、私は通学の途中で、いつも通る道幅が細い橋の上を走っていました。その橋は、第二次大戦後間もない頃に作られた、普通の車両がやっとすれ違うことができるくらいの幅しかない橋で、一応そこには歩行者と自転車が通れるだけの細い歩道があって、私はそこを通っていました。その歩道はその橋の向かって右側にあって、片方しかなかったので自転車はそこを通らざるを得なかったのです。そしてその橋を渡り終えると、その歩道は途切れてしまい、道の右側を走っていた自転車は否応なしに道を横切って左端に移動しなければならないという構造になっていました。歩道が途切れた後の道は、道幅も狭くようやく普通車がすれ違うことができるだけの幅しかなく、いつも車の通りを気にしながらそろそろと自転車を用心深く走らせていた記憶があります。しかもその道は、いわゆる幹線道路で車の行き来する量が多くて、時々渋滞するような道路でもあったのです。
私はそこで、自転車に乗っていて車と正面衝突する事故に巻き込まれました。時間帯としては朝7時くらいで、相手方の車はちょうど通勤途中でした。私が橋を渡り終えて道の左側に向かおうとしたその時に、前方を良く見ていなかった軽自動車に正面衝突しました。私は頭から血を流して倒れ、自転車は壊れてしまいました。
車を運転していたのは若い女性の人で、すぐにその車に乗ってその町にある整形外科に連れて行かれて、応急処置の後に1週間くらい入院した記憶があります。結局傷そのものはさしてひどくなく、切り傷で済んだので大事にはならなかったし、入院等の経費は相手方の車の任意保険から出ました。
それにしても、すごく危ない感じの橋と道路で、今でもそこは橋の架け替えもないし道路の拡幅もない状態なので、事故がまた起きる可能性もあるのかもしれません。
とにかく、常に周りを注意することが、事故を減らすことに繋がるのでしょう。